【 ご来院の理由 】
急に何度も吐きそうな仕草をしているが何も吐けない。
【 処 置 】
各種検査より、食道内異物の閉塞と診断しました。
ご家族と相談した結果、内視鏡による食道内異物の除去をすることになりました。
内視鏡では里芋が食道内に詰まっているのを確認しました。
異物の除去後は吐き気もなく、元気に食事ができるようになりました。
※備 考
食道内異物は、発生から長期間が経過すると食道粘膜の糜爛、潰瘍、壊死を併発し、治療過程において食道穿孔、食道狭窄を起こしやすいため、出来るだけ早くの対応が必要となります。
